日本のキャンディを紹介する中国向け動画の例

この動画について

この動画の元は西瓜視頻という中国スマホ動画アプリです。中国人女性が日本製のキャンディ「レモンのたね」を試食して感想をいうだけの至ってシンプルな動画です。

下の画像は私の中国スマホのスクリーンショットです。中国でも今時パソコンで動画を見る人はほとんどいません。すべてスマホ前提になります。

微信图片_20190212191029

スマホ画面の左下に「96万粉丝」とあります。

これはこの女性の動画チャンネルの登録者数が96万人いるということです。この女性が動画を投稿すれば自動的に中国96万人のスマホへ配信されるのです。これは驚異的なことです。かなりの影響力のある中国動画インフルエンサーと言えます。

その下の方に「9820次播放」とあります。

これは実際にこの動画を視聴した人が9820人という意味です。動画チャンネル登録者数96万人のスマホに動画が配信され、それをタップしてみてくれた中国人が約1万人いるというわけです。

動画の効果予想

中国の人1万人が商品の動画を見てくれるというのはどれくらいの効果があるのでしょうか。 ネットを見て、実際に買ってくれる人の割合をコンバージョン率と言います。ネットコンバージョンは価格や商品がある程度適切であれば通常2%~0.5%と言われています。

動画はテキストよりも伝わりやすいのでコンバージョン率は高めになるはずです。動画を見てくれた1万人のうち約2%およそ200人が何らかの購買行動をしてくれると予想できます。動画を一本投稿して中国の人200人に影響できるのであればかなり効率が良いと言えます。

動画は何回でも投稿できます。一回だけではなくて定期的にいろいろな動画を発信していけば相当な効果があることは容易に想像できます。

 

中国人はとても動画に影響されやすい

中国の知人を見ていて感じるのは中国人はとても動画に影響されやすいということです。

実際に私の知人はこの動画アプリで、あるカップラーメンの試食動画を見たようで中国のスーパーマーケットに行ったときに嬉しそうに私に「このラーメン、動画で見たんだよ!」と言って買っていました。

動画が購買行動に影響を与えている現場を確かに目撃したのでした。

今後も中国では動画の購買行動への影響はますます大きくなっていくと思われます。特にあと2、3数年で中国でも5Gが始まります。5Gというのは大きなサイズのデータをほぼ遅延ゼロで伝送できる技術です。外出先でも動画はますます見やすくなります。

将来的には動画からさらに発展してバーチャルリアリティなどによる空間共有が可能な世界になっていきます。

 

中国で人気の動画配信者に「動画で自社商品を紹介してほしい」

弊社でもサービスを提供しています。

中国インフルエンサーと日系企業をつなぐ「369」

中国向け動画マーケティングのご相談

Photobucket

Eメール: info@microbe.jp

微信(wechat): den20140301

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。