妻(または夫)が中国人である場合は中国のQ2ビザ(180日以下の滞在で中国在住の中国人家族を訪問)が取得できます。
※ご注意
中国では制度や必要な書類やフォーマットもすぐ変わります。またお住まいの地域により異なります。ネットで大まかな情報収集をしたら、とりあえずまずは最寄りの公安派出所でよく聞いてください、よく聞いておかないとせっかく用意した書類もフォーマットが違うので承認できないということもよくあります。公安派出所というと少し怖い感じがしますが、外国人にはとても丁寧に教えてくれますのでご安心ください。
Q2ビザ取得の大まかな流れ
1.とにかくまずはお住まいの最寄りの公安派出所へ行く
私のマンションは常平駅の近くなので東莞常平駅前派出所になります。基本的にここでやり方を全て教えてくれます。手続きの途中でもここには何度も通うことになります。
ここで臨時宿泊登記表(中国に到着後、24時間以内に地元の派出所に申請する必要があります)も提出します。
それから「次のビザ手続きは別の派出所(東莞常平公安局常平分局出入境接待室)でするのよ」と教えてくれるはずです。ようするに手続きの段階によって行かなくてはいかない派出所がそれぞれ異なるということです。
2.最寄りの公安出入境接待室へ行く
ビザ手続きを始める派出は公安出入境接待室になります。常平の場合は東莞常平公安局常平分局出入境接待室になります。ここでビザ申請書類のフォーマットなどをもらいます。Q2ビザの必要書類などビザ取得手続きのより詳しい方法を教えてもらえます。
それから「必要書類をそろえてね。そして指定病院で健康診断をするのよ」と教えてくれるはずです。常平の場合は東莞国境口岸医院になります。
ビザを取得後にここで居留許可の手続きをします(中国のビザを取得した場合、中国へ入国後30日以内に地元の公安局外国人管理出入境管理処で居留許可の手続きが必要です)
3.指定病院で健康診断
東莞国境口岸医院へ行き健康診断をします。採血やレントゲンもあります。数日後に健康診断書がもらえます。
4.全ての書類が揃ったらエリア管轄の公安大庁へ行く
健康診断書など全ての書類がそろったら最後は公安大庁に行きます。ここでビザ申請書類を承認してもらい印鑑を押してもらいます。東莞の場合は東莞公安大庁になります。
5.公安大庁で印鑑をもらったビザ申請書類を公安出入境接待室にもっていく
ビザを取得後にここで居留許可の手続きをします。また先ほどの東莞常平公安局常平分局出入境接待室です。
いろいろな部署をたらい回しされるので、代理店に依頼せずに自分で申請するとなるとそここそ大変です。
以下詳細情報をまとめました。
中国Q2ビザとは
180日以下の滞在で中国在住の中国人家族を訪問
1次親族訪問(30/90/180日)
発行日から三か月有効、180日間滞在可能、中国籍の親戚のある人だけ
2年マルチ親族訪問(30/90/180日)
24か月有効、1回あたり最長180日滞在可能、中国籍の親戚のある人だけ、
※ご注意
ビザ免除で中国へ入国した場合には後から中国国内で中国ビザの取得や延長をすることができません。一度、日本や香港、マカオへ出国してから中国ビザを取得しなければなりません。
中国Q2ビザの必要書類
・ビザ申請書(正式名称:中華人民共和国査証申請表)
・中国にいる親族からの招聘状
配偶者からの招聘状は不可、
中国にいる親族の招聘人の条件は、
日本の戸籍謄本に名前がある日本人の配偶者の両親、
中国の戸口本(コピー)で親族関係を確認できる、
中国の公証書で親族関係を確認できる、
・招聘者の中国身分証の両面コピー
・申請者の日本の戸籍謄本原本(3か月以内、全部事項証明)
親族関係の証明のために必要、
・写真2枚
カラー、サイズ45mm x 35mm、背景は白、スピード写真もok、
・パスポート原本
空白2ページ以上、有効期間6か月以上、
・パスポートのコピー
パスポートの写真ページをA4にコピー
最新のビザページをA4にコピー
(一応準備しておいた方が良いもの)
・中国人配偶者の戸口本のコピー
・旧パスポート(2015年以降の新パスポートの人)
・配偶者の在留カードのコピー
申請場所: 地元の公安局外国人管理出入境管理処(東莞市公安局出入境管理科)
住所: 東莞市莞城区東城西路191号
営業時間: 月曜日~金曜日、8:30-12:00、14:00-17:30
電話番号: 22480057、12345
中国ビザ関連の役立つリンク
広州にいる日本人には一番頼りになる存在です。とりあえずビザ関係で聞きたいことなどあればここに連絡しましょう。対応も情報も他に比べて一番良いです。パスポートの紛失届けなどもここです。
http://www.anzen.mofa.go.jp/