2022/8/9今日の広州アパレル卸市場の様子(youtube動画)

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中小アパレル業者が中国広州仕入れするときの問題点

今私達中小業者にとっては利益を出すのがとても難しく生き残っていくのがとても厳しくなっています。一方で大口注文を発注できる大手はスケールメリットを活かして利益をあげているところもあり、勝ち組の大手と負け組みの中小という二極化が進んでいます。私達中小業者は大手が生産した「売れる商品」の残り物をタオバオや卸市場で買い漁って転売するのが精一杯というのが現状です。

運よく「売れる商品」をタオバオや卸市場で見つけて多少仕入れることができたとしても「売れる商品」は取り合いになるのですぐ品切れになってしまったりして、中小業者にはほとんどまわってこないのです。確実に売れそうな楽天ランキングと同じ商品が中国製なので、中国で探せば見つかるはずと思ってもなかなか見つからないことも多いと思います。それも当然でそのようなおいしい商品は大手が工場生産の段階で先にほとんど全部もっていってしまうからです。

今では確実に売れる人気商品は楽天ランキングや売れ筋商品データサイトでリサーチすれば誰でもわかります。難しいのはその「確実に売れる人気商品」を安定的に仕入れることです。安定的な仕入れルートが確保できないと売上も安定しません。

現在、中国輸入ビジネスの主な手法は楽天ランキングやアマゾンランキングの人気商品と同じ商品をタオバオで探して買い付けて転売するという方法です。ですがタオバオは代行業者を使えば誰でも買い付けができます。タオバオの商品代金支払いは日本のVISAカードでもできるくらいです。誰でもできる仕入れなのであとはスピード勝負、過当競争のつらい消耗戦に巻き込まれていくことになります。

「ランキングの売れている商品と同じ商品、かつ在庫がある商品」という狭い制約条件エリアの中で多くの中小業者がひしめき合って人気商品を取り合って戦っています。以前は私も血眼になって毎日楽天ランキングをチェックしていち早く同じ商品をタオバオの中から探し出すというのをやっていましたが、この戦いの不毛さに気づいてから全くやる気が出なくなってしまいました。副業のおこずかい稼ぎであればこのやり方でも十分ですが、事業としての将来性は感じられないのです。

中国現地の卸市場へ行ってタオバオでは買えない商品を探し出して買い付ければ確かにタオバオ仕入れだけの人よりは一歩リードできます。「ランキングの人気商品と同じ商品、かつ在庫がある商品」を卸市場で探し出して買い付けるという方法もあります。ですが基本的に確実に売れるおいしい商品は工場生産の段階で大手が持っていってしまいます。その残り物が在庫品として卸市場に並びます。大手が持っていった後の残り物の中から人気商品の在庫品を見つけるというハイエナ的なこれも一つの仕入れ手法ではありますがなかなか大変です。

中国輸入の最大のポイント

中小業者の中国輸入の最大の問題点は仕入れロットが中途半端であることではないかと感じています。中小の場合20個~200個くらいの仕入れロットが一般的だと思います。少量ではないが仕入れ価格が安くなるスケールメリットを得られるほど多いわけでもなく微妙な数量です。

20個~200個くらいの小ロットではほとんどの中国工場は生産してくれません。商品を生産する工場側からすると工員の人件費、工場の家賃、各種設備費などこのくらいの注文では工場は全く利益がないのです。一般的に発注ロット1500個くらいが工場が利益が出始める分岐点のようです。中国工場は1500個以下の注文はやりたくないのです。5000個から1万個くらいあれば喜んで仕事を受けてくれます。

中小業者はこの最小ロットをクリアできないのでほとんどは 「在庫がある商品」という制約条件エリアの中でビジネスをしなければならないため、狭いエリアの中で将来が見えず皆が苦しんでいるという感じです。この制約条件クリアできればビジネスチャンスはかなり広がるのですが、中小には大口注文をするだけの資金力、リスクを負担する力はありませんし、いちいち数千個の在庫を抱えていたら成立しないので個々の中小業者の力ではとても難しいことです。

もっと大きな問題が商品を日本へ発送する国際送料が高いという問題です。この問題は私もずっと悩んでいる問題です。小口注文で荷物の重量が100kg以下の場合、ほとんどの方は流通王、OCS、DHLなどの航空便で日本へ発送していると思います。送料は25元/kgくらいが一般的です。たとえ軽い商品であっても体積重量という計算方式になり送料はかなりの負担となります。商品仕入れ価格に対する送料の割合がかなり高くなり、場合によってはビジネスとして成立しなくなるレベルまでになります。

荷物が少し多めで1000kgから2000kgであっても船便コンテナで発送するには及ばない量です。それなら船便(混載)で送ればいいと思うかもしれませんが、混載の手数料、船便書類作成料、為替レート、港からの運送費用、船便混載固有のリスクなど、トータルすると航空便とほとんど変わらないコストになってしまうので実質的にちゃんと使える船便(混載)はということになります。

結局、小口注文の場合は流通王、OCS、DHLなどの航空便で日本へ送るという選択肢しかありません。自分でコンテナを一本仕立てて船便で送れば、本当は国際送料を航空便の半額以下にすることもできるのですがコンテナで送るには量が少なすぎるのです。
このような物流事情もあり、流通王、OCS、DHLなどの運送会社は小口荷物の顧客からは高い送料をとっているので相当な利益を上げています。流通王は最近中国株式市場に上場するまでになっています。他に方法がないので高い送料が維持されているようです。

中国仕入れをしていてある程度軌道に乗っている方の最大の悩みはこの国際送料が高い事なのではないでしょうか。とはいえコンテナで送るには数量が少なすぎるのでできません。大口注文をしている大手は自分でコンテナを仕立てて日本へ送っていることころがほとんどです。

中国輸入の問題点を解決「広州アパレル協会」

最小ロット1500個とかいわれた時点で普通はすぐ諦めていましたが、これを解決できる方法もあります。共同仕入れという方法です。小口注文をまとめて大口注文にして発注すれば大手のように多くのスケールメリットが得られます。

(生産できる)

小ロットでは工場は生産してくれませんが、大ロットになれば生産もできます。

(仕入れ価格が安くなる)

当然大口注文であれば仕入れ価格も安くなります。小ロットでは価格交渉の余地もありませんが5000個注文するからといえば価格交渉も可能になります。よく日本の問屋から買っているから高い、中国から直接買えば安い、と誤解している方もいますがどこから買うかはあまり問題ではありません。中国工場から直接10個買ってもほとんど安くなりませんが、日本の問屋が中国工場から1万個買えばかなり安くなります。この場合は日本の問屋から買ったほうが安くなります。安くなるかどうかは注文数量によるところが大きいのです。

(日本への国際送料が安くなる)

我々中小でも小口荷物をまとめて大口にすれば大きな送料割引があります。もっと多くなればコンテナで日本へ送ることも可能になります。これは実は共同仕入れの最大のメリットだと思っています。

中国仕入れ共同体を作る

今まで個別に戦っていた中小業者が共同仕入れグループを作ればあきらかに、個々でやっている中小業者よりも有利になります。グループの規模が大きくなれば大手とも互角に戦えるようになります。

とはいえこの共同仕入れという仕組みを実際に動かすのはいろいろ困難が予想されます。この中国共同仕入れという試みが成功するかどうかは全く未知数です。ですが私達中小が生き残っていくためにはお互いが独立性を尊重しつつ協力しあっていくしかないのではないかと考えています。

「広州アパレル協会」とは

「人と心」の時代、利益優先・大量販売の時代は終わり

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2022年からは「モノ・お金」より、「人・心・信用」の時代

今、日本で実店舗やネットで物販をしているお客様や中国の工場の社長さん達などに話を聞くと商売がうまくいっていない人が多いように感じます。
日本で実店舗を持っている方、楽天やアマゾンなどネットショップを運営している方など、
思うように売上が伸びずに苦しんでいる人が多いのではないでしょうか。

確かに市場規模縮小、不景気、為替などの要因はあるとは思うのですがそれだけではない気がしています。
なぜこんなに商売が皆うまくいかないのだろうかと不思議に思っていたのですが、最近ようやく理由がわかってきたように感じています。

それはちょうど今、世界が新しい価値観へシフトしつつある時代なので、商売のルールも変わってきていて今までの商売のやり方では通用しなくなっている、そのため商売がうまくいかないのだということです。

今までの時代は「お金をたくさん集めること=成功」でした。このように皆が思い込んで、それで経済も成長してきました。

ですが、すでに2016年頃からその兆候はありましたが、2018年になって確実にカチッと時代のスイッチが切り替わったのです。

今の社会の仕組みは「お金をたくさん集めること=成功」ではなくなりました。

でも頭の中はなかなかすぐには変わらないので、お金をたくさん集めることが成功であるという行動をしてしまいます。

2018年はもう、「信用をたくさん集めること=成功」、に完全に切り替わったのです。

お金持ちより、「信用持ち」の時代

そのため現実と古い行動習慣が噛み合わないのでうまくいかない感じがするのです。

もし今あなたの仕事が不調だったら、それは良い商売、商材がない、経済が良くない、競争が激しすぎる、飽和している、とかではなく、あなたの頭が古い時代のままだからかもしれません。

貧乏人から更にお金を取ろうとしてないか

 

あらゆる「モノ・お金」も過剰在庫になっている

現代社会ではよほど貧しい国以外では物はあふれています。人々は食料、衣服、住居など欲しい物はほとんど全部手に入れました。昔はテレビ、洗濯機、車など人々は皆物欲を満たすためにがんばっていましたが今はもう皆、物にはあきあきしていてただ物なんかほとんどの人は興味がないのです。人々の価値観は大きく変化しています。でもその変化に商売のやり方が追いついていません。

今までの商売のやり方は競争と規模の拡大を追求するという方法です。売上をどんどん増や
し、ライバルに競争で勝ち、売上何百億、何千億、何兆と会社の規模を大きくしていくことこそがビジネスマンの成功であるという考え方です。
私自身も巨大な自社ビル、そして社員数万人、そんなソフト○ンクやユ○クロのような会社を作ることに憧れていました。

激しい競争と規模の時代のおかげで生産効率は劇的に向上し、今やみんなが欲しくないモノを大量に生産しています。そのためあらゆるモノが過剰在庫になっています。もう競争と規模を求める時代は終わったのです。

商品に魂を込める、ただ「卸から仕入れて売る」時代は終わり

 

お金儲け最優先の時代は終わり

でも私達は今まで長い間この商売のやり方で生きてきましたから急に変えろと言われてもなかなか変えるのは難しいのです。そのため今までの商売の方法では新しい時代に合わなくなっているのにそれに気づかずに今までのやり方でやり続けている、そのために商売がうまくいかなくなっているのではないでしょうか。

では新しい時代の商売のルールというのは何かというとそれは、

「物をたくさん売る」のではなく「何人の人を助ける(喜ばせる)ことができたか」

という考えで商売をするということです。

あらゆるモノ、モノだけでなくお金も過剰在庫になっています。そのためモノとお金の相対的価値が急激に下がっています。反対にモノ・お金ではない要素、人・心の価値が急上昇しています。

お金儲けではない部分(人、心など)がモノ・お金よりも重要になってきているということです。

このような状況ですから、今までは最短、最効率で利益を稼ぐ会社が優秀とされていたのですが、今ではそういう会社は人々に嫌われてそっぽ向かれています。
効率、粗利、売上規模を追及するやり方はもう古いので時代に合わないのです。だから日○製作所、ソ○ー、○芝、み○ほ銀行など日本の名だたる大企業はほとんどボロボロです。

2017年からは、売上、粗利、効率とかそういう方向ばかり見ているとなかなか商売繁盛できなくなります。今だにライバルを蹴落とそうとしたり、社員数やオフィスを大きくして偉くなったような気になっている、そんな事をしていませんか。2016年以前はそういう人が成功できたかもしれませんがこれからは違います。

生産効率が向上し、あらゆるモノが過剰在庫になり人々はもうお腹いっぱいです。もしお腹がすいていたらモノより心が大事なんて言われても馬の耳に念仏でしょう。しかし今や多くの人々はお腹いっぱいになり、新しい時代の価値観を受け入れる準備が整ったと言えます。本当に素晴らしい時代がきたと思います。

新しい価値観を持つ人の絶対数が臨界点を超えたとき、世界は劇的に変わるはずです。これからはもう新しい時代に変わるのです。「物をたくさん売る」のではなく「何人の人を助ける(喜ばせる)ことができたか」なのです。ライバルすら助けていいのです。

なぜ人を助けるべきなのか納得できない人もいるかもしれませんが、これは具体例や理論的に考えてみるとすぐわかります。簡単に言うと、自他一如(自分と他人を一つ如く考える)ということは自然の法則に一番合っているので、自然の法則に合っていると自然に繁栄し、反対に自然の法則に反すると衰退していくということです。

何人助けたか、そういう使命感、魂、情熱をもってコツコツと続けていって、助かった人が多くなれば自然にいつの間にか商売は繁盛している、そういう時代です。今の世の中は困っている人がとても多いので人を助けるチャンス、すなわち商売繁盛のチャンス実は多いはずです。

これからは「物をたくさん売る」のではなく「何人の人を助ける(喜ばせる)ことができたか」、そういう風に考えて商売をしていかなければ、古い商売のやり方では自然消滅に追い込まれていくことになるということです。こんな偉そうな事を書いていますが私自身まだまだしっかり実践できているとはいえません。自分への戒めとしてこの文を書いている面もあります。

 

Small is beautful

2017年以前は会社にしても売上にしても大きい方が良い、とされてきました。

しかし2018年からは世界中で大きな価値観の変化が起こります。

Small is beautiful、すなわち小さいことは良いことだ、そういう価値観が主流になってきます。

 

「モノ・お金・競争」から、「人・仁心・信用」の時代へ

2018年、仮想通貨ブームが起こり改めて皆がお金とは何ぞや、と考えるようになっています。そしてから明らかに変化が起き始めているのを感じます。

お金をたくさん集める=成功

の時代は終わり、

ありがとう(信用)をたくさん集める=成功

の時代になったのです。

最近のニュースなどを見ていると、商売だけでなく国にしても同じで「何人の人を助ける(喜ばせる)ことができたか」という考え方ができず、いまだに「物をたくさん売る」という考えしかできないような国はどんどん自然消滅の道をたどっていっているように多くの人も感じているのではないでしょうか。

この世界には自然に調和をとる浄化作用のようなものが働いていて紆余曲折はあるもののこれからの世の中は昔のお金・競争の時代より、人・心の時代とますます良い方向へ向かっていくのだと感じています。

改めて上の文を見返して見るとなんだかどこかの怪しい○○教の人みたいですが、そういうのとは一切関係ありません。個人で感じていることを1人で書いているだけです。念のため。

何のために仕事をし、何のために生きるのか

 

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 ↑広州卸市場の見学レポートです

2022/5/28激安ピアス180円 in中国広州卸市場 Guangzhou wholesale markets 余命1日だったら今日どう生きる?

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私達がお手伝いできること

 

 

余命1日だったら今日どう生きるか

もし余命が1日だったら今日何をしますか、考えてみてください。私だったら妻と子供達と家の近所や少し遠くまでゆっくりおしゃべりしながら散歩します。散歩したらスーパーで食材を買って家に帰って皆で料理を作って食べます。そして最後の時を迎えます。私の人生の優先順位は妻と子供達が最優先なので、仕事はしないと思います。

皆さんはどうでしょうか。人生に迷っている人、何のために生きているのかよくわからないという人も、自分が何を大事にしているのか優先順位が見えてくると思います。余命1日なのにお金を稼いでも仕方ないですね。

 

人は必ず死ぬ、人生は一度きり、いつ死ぬかわからない

これがこの世界の真実です。今日が人生最後の日だったらどう生きるか、「明日死ぬ」と思って今日を生きると人生の 時間の密度やエネルギーが全く違ってきます。もし寿命があと30日と言われたら1日1日を一生懸命大事に生きていくはずです。

でも寿命があと30年と言われると、ああそうかくらいで何も生き方は変わらないでしょう。しかし、30日と30年も同じ1日1日、全く同じです。人はいつ死ぬかわかりません。それなのに多くの人はその事から目を背けて見ないようにしています。

「明日死ぬ」という覚悟で今日を生きている人と、だらだら生きている人では長期的には圧倒的な差が生まれます。人生の時間の密度とエネルギーが全く違うからです。

家族が大事という人はまさか人生最後の日に妻や子供と喧嘩したり怒ったりしないはずです。周りの人に思いやりを持って優しくできるはずです。

今日1日を大切に生きましょう。